SSブログ

浪漫と教え。おまけ。 [おでかけ]

一個忘れてた。


涅槃図の下に
お供えのお餅があって。


それがわたしには
初めて見る形だったのね。


おじさまのお話を聞きながら
それがずっとずっと気になってて。


あの~これって変わった形してますけど
何か意味があるんですか?

と聞いてみた。


そしたら一緒にいらしたおばさまが


えっと、、たしか
「やしょうま」って言うのよ。


と教えてくれて。


おじさまのお話は終わらないので(笑)
心の中でずっと

やしょうまやしょうまやしょうま・・・


と忘れないように
つぶやいていました。


そして帰ってネット検索。


語源について。


「やせうま」
はなんか聞いたことあって
あ~なるほど~
って思ったんだけど。

「ヤショ、うまかったぞ」 
は、ありえんやろ!
と笑いましたw

だってめちゃ日本語やんw
「うまい!」て。

この弟子のヤショさんが
どんな人なのか
まだ勉強不足で分かりませんが
なんていうか、、、

ヤショ、うまかったぞ!

やしょうま


は、、、、
ねぇ。。。

こんな形のお餅です。

http://komorimochiten.com/side_a3_2.htm


いつか食べたいです。


nice!(3)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:blog

浪漫と教え。 [おでかけ]

さて。

一旦だいちのことは忘れて。



初日、すっごいよかったっぽいので
めっちゃ楽しみに2週間を過ごそうw


ってことで
善光寺の話でもしよう。


こないだのね、
suzumokuバンドツアーで
訪れた、初・善光寺。


ライブハウスの場所を確認した時から
もう、行くしかないでしょっていう感じで。
まさに、

牛に引かれて善光寺参り

です。


・・・ちょっと違うか。笑


でも土曜日だし、きっと人が多いだろうから
絶対朝早くに行きたいなって思って。 


前の日、荒れたお酒飲んだんで(笑)
朝、ちゃんと起きれるだろうか・・
って感じだったんだけど
ま、なんとか7時にはホテルを出発。

長野駅前のホテルから歩いて、、、、
20分・・・もうちょっとかな。
それくらい。

この日の長野の最低気温は
-3℃だったんだけど
朝一の空気はとっても澄んでいて
とっても気持ちよくて。

ってかね、
夜も雪が舞ってたんだけど
長野の人にとってはその日は、
あったかかったようで。

もうね、
みんなパーカーとかなの。
コートとか誰も着てないの。

わたしたち大阪人にとっては
普通に真冬レベルの気温なんですけどね。
やっぱり違うんですね~。。

さて。
善光寺。
2.jpg
この中に5羽の鳩がいます。。

わたしは最後の1羽が微妙にわかんなくって
悩みました。

「光」のハネのとこと
「寺」の点で一人で悩んでましたw

「寺」ですね。


だからなんですかね、
長野駅、鳩、多すぎます(笑)

それから
「善」の字が牛の顔に見える、、という。。
かわいいです、牛。

わたし、ブログ書こうと思って気づきましたけど、
全然写真撮ってない。。。

ま、iphoneしか持ってなかったし、
まぁ。。ね。


ホテルに手書きの味のある観光MAPが
置いてあってそれを読んでから
行ったんだけど、
まーあ、善光寺って見所満載すぎてね、
すごいね。


とにかく人の少ない内に入ろうと思って
本堂へ。

まだ、朝のお掃除中でしたが
普通に入れました。


本堂に入ってすぐのところに
びんずる尊者さんがいらっしゃっいます。

いわゆる「なで仏」さま。

わたしは、、というか
お父さんのことを思いながら
喉から気管の辺りをいっぱいなでなで
させていただきました。。

ちょっとでいいから回復してほしいな。


その横に閻魔像もありましたね。


善光寺のご本尊様は
秘仏なので私達は拝むことが出来ません。

それから
お戒壇めぐりして。


以前、福岡の大仏様とか
あと、、、、どこだったかな、、
似たようなことを何度かしていると思うんだけど、、
色々ありますね。

善光寺はとっても素晴らしいお寺ですね。
なんというか、、、
敷居が低いというか、
なんかそんな印象。

ご本尊は秘仏だから拝めないけれども
お寺の中をあれだけ拝見できるんだから
とっても行く価値のあるところだと思う。



とにかくね、
木の冷たさが足に滲みました。



本堂から出て、
山門へ登れるようなので
登ってみたかったのだけれど
9時からしか登れない。。

その時ちょうど8時すぎくらいで。

10時過ぎには長野を出発しないといけなかったので
あまり余裕がなくて。

断念。

次来た時には
登ります。


境内にもね、
色んなものがあって。

濡れ地蔵さまや
六地蔵さまにも
たくさん拝んできました。

それから本堂周りを散歩。

4.jpg

わたしね、、
屋根が好きなのw

お寺とか古い建物とかのね。

あの、木のね、ラインが物凄く好き。
力強さも。 


そうやって屋根から滴り落ちる
雪解け水が朝日にキラキラして。

そういうのを眺めてぼーっとするのが
もうめっちゃ落ち着く。

1.jpg


さて、山門には登れないし
どうしよう、またぷらぷら歩いてホテルに帰ろうかな、
と思っていたところ、
ひときわ派手な建物が目の端に入り込み。

ふらふらと誘われるまま
釈迦堂へ。

正式名称は
善光寺世尊院
なんですかね。


お堂の前でとりあえず、
立て札を読もうと近づいていくと

おだやかそうなおじさまとおばさまが
何やらお話中。

ご夫婦かな~
と思いながら。

するとそのおじさまが
話しかけてこられて。


ちょうどこの日、
3/15
善光寺では涅槃会でした。

涅槃会というのは
お釈迦様が入滅された日。
本当は2/15なんだけど
善光寺では3/15に行われるそう。

初めて見ました。
涅槃像。

つまりはお釈迦様が亡くなられた時の
その時の格好、
横たわる格好をしている、像です。

なにこの説明。。。
恥ずかしすぎる。。。


それで、
そのおじさまが、
もっと近づいて御覧なさいよ、と
おっしゃるわけですよ。。

ここじゃなんだから、
せっかく来たんだから中に入りましょう、
と。

え?入ってもよいんですか?

と聞くと

もちろん!

とのことで。

こちらの受付にいらした方も
どうぞどうぞ、と招き入れてくれまして。


中に入って
近くで涅槃像を拝む。

等身大の涅槃像は日本ではここにしかないそうです。
銅で作られてるんだったかな。

とにかくなにかとっても神秘的。


あ、
涅槃(ねはん)ってニルヴァーナって訳されるやん?
聖☆おにいさん
でもよく出てきてた印象やけどw

でも、ニルヴァーナって言ったら
わたしはどうしても
アメリカのロックバンドを思い出してしまう。。。

ま。
それは置いといて。


涅槃像の左側に
なにやらたくさん説明書きがあって
そこに祀られてたのが
摩利支天像

・・・だったと思う。

その手前の壁一面に
大涅槃図
がかけられてあって。


本当に壁一面ある大きな蒔絵で
釈迦の入滅の時の様子が描かれてある絵なんだけどね。


その日の午後に
一年に一度の
絵解きがあるとのことで。

わたしは10時過ぎには長野を発たないといけないので
参加出来ませんでしたが。

大きな長い涅槃図を広げて
その絵の解説をしてくださるそうです。

とっても興味深い。

お釈迦様の周りにみんなが集まって
動物もね、
それで悲しんでる人がいたり
色んな表情をしてて。

居合わせたおじさまがね、
色んなお話をしてくださるんですよね。。

お釈迦様が亡くなられた時、
何歳だったかご存知?

とかね。
(80歳ね)

以前に心臓のバイパス手術をしたことがあるそうで、
その時入院していた時に
仏教、はたまたお釈迦様と出会った、とかで。


ゴータマ・シッダールタってね、
所謂ものすっごいお金持ちの家に生まれて、
というか王族なの?
ものすごい中途半端知識だけど、わたし。

ま、色々あって出家したのね。
(略しすぎw)


そのおじさまのお話でいくと要するに、

ものすっごい裕福なお家に生まれた男の子が
29歳の時に貧しい人や病気の人をみて
はっ!なんてこった、、
自分って今までなにやってたんだ、、、
ってなって
修行に出て、
ひたすら修行して
悟りを開いたんだよー

ってことで。
(こんな説明で怒らないでください。。。)


この、
「元は普通の人」
ってところがすごく
衝撃というか感動したというか
とにかく、そういったことを
ずっと、、かなり長いこと、、、
お話してくれました。


もうね、靴を脱いでお堂にあがっているので
冷える冷える。。。
もう、凍てつきました。本当に。

一緒にいらしたおばさまも
ずっと一緒に話を聞いてたんだけど
夫婦じゃなくって
どうも全くの他人だったようで
それにも途中、密かにびっくり。


だってずっとしゃべってたんだもん。。


そして涅槃像の左横の
摩利支天像ね。

確か、、、記憶がちょっと曖昧なんだけど。。

これがね、、
すごく説明書きが書いてあって
読みたかったんだけど
おじさまのお話がなかなか終わんなくてw

「真剣にお願いしたら絶対に願い事が叶う」

みたいなこと書いてました。


なので、真剣に本気でお願いして来ました。


それから涅槃図を見ながら
色々お話して。

わたしは途中から
時間が気になって気になって。。。


このね、
善光寺世尊院、
涅槃像はもちろんだけど
すごく中身濃いよ。

絶対入るのオススメ。

あとね、
涅槃図の向かい側に
その名も

「古いおみくじ」

っていうのがあって。

おじさまが、
記念に引いていったらいいよ。
と言うもんで。

これ、、
全体的に多分写真撮ったらダメなんだと思って
撮らなかったんだけど
今度行ったら聞いてみよ。

古い木の箱に入ってて
また、説明書き。

「80年前からあるおみくじです」
と。

あと、
「凶」が大変多いです。


と。

引きました。


ええ、



でしたとも。





もうね、、
書いてあること全て、
人生どん底、みたいな感じでしたw

そして、

「凶でしたぁぁぁ」


と皆さんに報告。

そしたら
世尊院の方か絵解きの関係者さんなのか
おじさんが一人加わってて
この方、どうやらお釈迦様ファンのおじさまとは
お知り合いのようで。

おじさまはあれ、
ここの常連さんのようでした。
毎年いらっしゃっているようでした。

来年涅槃会に行ったら
会えるかも。。。w


で、そのおじさんに

よく、良いおみくじは
お財布とかに入れておくとよいっていうけど
「凶」だって入れておいたらいいんだよ。
1年、それを戒めに
正しく生きられるようにね。

一年経ったら
護摩焚きしてもらうといいよ
って。


なーるほどね~。

ってことで
私のお財布には
「凶」が入っています。
戒めて一年をしっかり生きよう。



そのうち、一緒にいらしたおばさまが、

この後、どこかに行かれるんですか?

と。

本当に寒かったから
場所を移したいって感じだったと思いますが。


話が尽きないので
よかったらみんなでご飯でも食べに行きませんか

と。


ほおおお~


って感じw


一日暇だったら行ったけど、
わたしには時間がないので。。。

すみません。
とお断りして。


結局ね、、
1時間近くいたんじゃないかな、
世尊院に。

もう、、
友達と待ち合わせを10時にしてるのに
9時回ってるし
ホテル帰って準備しないと!

って感じで。


みなさんにたくさんお礼を言って
その日の出会いに感謝。

本当に有意義な朝でした。

楽しかったな~。


おじさまに
中村元さんの本がわかりやすいよ、
岩波文庫ね、
と何度も教えられ、、、

機会があれば読んでみます。

でもね、
ネットで色々調べたけども、
釈迦の教えっていうのは
本当にすごく当たり前のことというか
生きていく上で、
人と関わりあう上で
自分と向き合う上で
本当に
その通りだなぁって思うことが多くて。

ちょっともっと知りたいな、と思いました。
すごく為になる。

人生の大センパイのアドバイス、
みたいな感じ。

あと、
今まで全然知らなかったんだけど
仏教って人が輪廻を終えることが目的なのね。
解脱って
そういうことなのね。

執着しない、とかね。
なんかやっぱりものすごい深いなぁって
思った。


おじさまの言うことが
なんとなくわかった気がしました。

人が人として生きていく上で
大切なことっていうのを
教えてくれるものなんだなーって。

楽園が訪れる、、
とかそういうんじゃなくってね。


なにか、そんな感じで
わたしはものすごーく軽い感じで
釈迦に触れた感じです。

こんなんでいいんだろうか。。

って感じです。

ちゃんとした人が読んだら
怒られそう。。。。


読まないでいただけると
助かるなぁ。。。


そんなこんなでね。
書けなかったけど
もっとたくさん、色々見ました。

きちんと覚えてないのと
写真がないので
やめておきますが。


まだまだ見きれてない
もっとゆっくりしたかった
っていう思いが強いので
また今度、
行きます。

ほんまにエールビールが美味しくて
おやきが美味しくて、
長野最高☆

今度は車で
温泉入りながら
色んなとこ巡りたいです。


ありがとう、善光寺☆


3.jpg
The 逆光☆笑


nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:blog