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ギフト [音]

週末、
蜜蜂と遠雷
リーディングオーケストラコンサート
ひかりを聴け

を見に行ってきました。

金曜日絶不調で行けないかも、、、
な感じになりましたがなんとか。



今回は「リーディング」とついていたので
去年5月にわたしがみた公演とは少し異なる構成。

恩田陸さんの小説、
「蜜蜂と遠雷」の世界の中で、
歌とオーケストラ、物語とピアノが交差する
不思議な感覚。

それでいてとても見やすい演出となっておりました。


個人的な感想としては

楽しかった。

が一番でした。


「音」を「楽しむ」

それが音楽で。


自然と笑顔になっていて
そんな自分にびっくりしました。



みんな「いっぱいいっぱい」でやってる

と、千住さんがおっしゃっていて
木村優一さんとか、うんうん頷いている中、
中村中さんは
「わたしは楽しんでます♪」
と元気に答えていて、
本当に、今回のムードメーカー、
場の緊張をほぐしてくれる優しい方だな、と思いました。

それこそもう何年も前にPLAYLOGでブログ書いてたころに
存在を知って、友達の詩は結構聞いた曲だったので
まさかこうやって生で聴く機会が訪れるなんて思ってもみなくて
色んな事が懐かしくなったり、
あの人は元気だろうか、とかあの頃は楽しかった、とかいう感情もあるけど
こんなにすばらしい歌い手さんがいて、
それに触れないまま、きっとたくさんのまだまだ知らない素晴らしいものに
気づけないまま、見ないまま、死んでいくんだろうな~自分。。。
とか、
そんな大仰なことを考えていました。


本当に、自分から動かないと、何も知らないまま終わってしまうから
死ぬことばっか考えて生きてるわけじゃないけど
とてもじゃないけど世界は広くて、寝る時間ももったいないくらい
色んな事が溢れてるんだけど
いや、やっぱ寝る時間、大切。。。。ww
ってなるから自分はしょせん狭い世界で終わっていくんだろうな、と
思ってます。

ま、出来うる範囲で楽しい事見つけて楽しんで
やっていきますが。
そんなことはどうでもよいですね。笑


話戻って。


最初に、千住さんのピアノとオーケストラで
「ひかりを聴け」

それから各アーティストを呼び出しながら紹介。


大知さんの紹介の時は
即位の式典の時のお話とか
あと、前回公演の時にexciteを無茶ぶりして
千住さんにアレンジしていただいてオーケストラでやったけど
でもオケのみなさんもすごく楽しんでやってたよ、
とかそういうお話。


レオちゃんは、
大知とはまた別のときの公演でやった時に
ドビュッシーやったこととか
いつもはJ-popで感覚が違うけどどう?
って話とか。

後ろから音の波が押し寄せてくるから
それにうまく乗れれば気持ち良い、
みたいな話をみんなでしてたけど。

どこかの公演の時に
レオちゃんが何か言う度にひたすら強く
うんうん頷いてる大知さんが
面白かったです。


千住さんが、
ここにいらっしゃる方々はみなさん
一線を越えられてるような方ばっかりなので
もう、ほんとうにすばらしい。
音の取り方とかも普段とは違うだろうけど
全然できててすごい。

みたなこともおっしゃってましたね。

レオちゃんが、
でも、バンドだとリズム隊がはっきりしてるから
分かりやすいけど、、オケは違うから難しいって。


あ、会話がいろいろ交じってるかもですので
ふわっと参考にしてくださいね。



で、まず公演の前半は
各アーティストの持ち歌でコラボ、
って感じで。

ふれあうだけで 三浦大知 ×(松下優也or家入レオ)
友達の詩 中村中 ×(木村優一or家入レオ)
君がくれた夏 家入レオ ×(松下優也or三浦大知or中村中)


という感じ。

こんなだったかな。。
なんか違う気がするけど。。。
今確認できないので出来たらまた修正します。


公演ごとに違う組み合わせで歌われてました。


大知さんとレオちゃんがふれあうだけでを歌っているときに
千住さんの指揮と二人の拍をとる右手がシンクロしていて
なんだか一体感を感じました。

みんなで作ってるんだなーって。

なんかやっぱりね、どうしても
中さんや木村さんって安定感があって安心できるんだけど
他の若手チームの時はなんだか見ているこっちも
緊張してしまうような。

ま、わたしだけかもですが。



友達の詩、は
とにかく感動しましたね。

中さん、、やっぱりどう見ても女性。。
男性だったとか言われても信じないくらい。

まぁどっちだっていいんだけど
美しい声。情熱的でふんわりとした、だけど確かな意思を持つ瞳。
とても魅力的な人。

木村優一さんと歌った時の
オーケストラとの一体感。
すごかった。
こんな世界があるんだな、と。

オケの音が中さんをやさしく包み込むような
そんな暖かさがあって。
木村さんはもうね、
私の中では天使。
天使みたいな寄り添う声。


あと、レオちゃんがこの曲歌った時の
フェイクがキレイでした。ちょっとでしたが。

あ、あと、
中さんがレオちゃんのこと
「レーザービームみたいだよね!」
って言って
「え?なんですかそれ、どういうことですか?目ですか??」
みたいな二人のやりとりがありました。

話の流れからも声のことだと思いましたが。


レオちゃんの声、すごくきれいで
びっくりしました。
通りすがりにしか聞いたことなくて。今まで。

LEVEL5のゲームに出てきそうなコ。笑
かわいい。
とにかくかわいくてかっこよくて綺麗。


そんな印象。
オーラみたいなものがキラキラしていて澄んでいて眩しい。


そんなレオちゃんの
君がくれた夏


なぜかこの曲が一番後を引いてます。
いまだによく頭の中でリフレインされています。


なんか、オケの音が、、、
すごく壮大な夏空を形造って
遠くの入道雲の陰に想いが見え隠れする、みたいなそんな。

歌う相手によって形や色は多少変わるけど
皆とても1曲1曲を大切に大切に歌っていて
それがとても心地よかったです。


音楽っていい。
想いが伝わってあったかくなれるね。




そしてこれ以降は物語の中へ入っていくんだけど。


リーディングとピアノと歌と。



一つだけどうしても文句言いたかったのは
椅子。


下手と上手に一脚ずつ置かれた、椅子。


記憶の中では上手の椅子にたった一度だけ
亜夜(レオちゃん)が座っただけだった気がするんだけど。。。


むちゃくちゃ邪魔でした。
前方に座ったとき。


オケ見たくてもまず、椅子越し。

あと、前の方だとスピーカーね。
あれでレオちゃん小さいから隠れちゃって見えない。

まぁ、、立ち位置をもっと前にするとか
あったのかもだけど。。。


一度だけね、一番前の端っこの方の席だったのよ、今回。


真ん中より後ろの席のほうが
見やすかった。

となりのおじさまも
途中、スピーカーで見えないので見るの諦めてた。

しゃあないんやけど。。。
椅子は、、、
需要からしてもう取っ払った方がよかったのでは・・・?


と思いました。


とにかくねぇ。。。
コントラバスの手前のおじさまがかっこよくて。。。

結構ずーっと見てました。



あ、松下優也くんの話してないね。

わたしね、
前回の白王子がめっちゃ好きだったのね。
なんか。。。。いいやん?w

今回は優也君は塵役だったからまぁ、
ああいう感じだよね。

別に不満があるわけではなく
彼の演技があったからこそ
飽きがこなかったのかなーと思うし。

きっとわたしはただ彼にもっとたくさん
「見惚れて聞き惚れたかった」
だけだと思います。




クラシックには全く詳しくないけど
作られた曲の背景や作曲家の生い立ちとか心情とか
それはそれは細かく理解して演奏するものなんでしょう?

ただ自分が楽しければよい、
という世界ではない。

それはのだめで読みました。(笑)

そういう意味で、やっぱり違うよね。
難しい。

そう簡単に波に乗れるものじゃないよね。

そういう意味で、今回、
家入レオちゃんや三浦大知さんを見ていて


この人たちは根っからのソリストだな

って思いました。
なんか。
うまく言葉にできないけど。
なんだか、孤高。
秀でてる、というか。

上手い、とかそういうことじゃなくって
なんだかスペシャル。特別。

上手いんだけどどこか交わりきらない。


音の融合っていうのかな
解けて交わる感じ。
乗る、じゃなくて。

中さんや木村さんのそれとは何か違う感じ。


でも、レオちゃんのドビュッシーは
美しかったです。
純粋に。


あと、中さんの「幸福の王子」
あれ。。。
めっちゃ泣きました。
流石です。

ショパン。。。
すごい。。。
銅像をしなやかに伝う涙みたいな旋律。

王子の割れた心臓を握りしめて泣きましたよ。
妄想で。



あ、そうだ。
アンケートをね、二日目にもってかえって
書いたんですけど。
大知さんのこと書くの忘れてて。

ああ。。
ってなりました。

ごめんなさい。


ここから大知さんの感想を書きます。
多分。




だいちは一体、、、何者・・・・・??

っていうのがまずあって。




いや、もう、この人はどこへ向かってるのだろうか。。。
と。
なんかね、なにかがすごすぎて。



歌がね、またうまくなってたね。
去年の「ひかりを聴け」は
もっと力強くてとても「大知」って感じだったんだけど
今年のはなんというか包容力が増してたというか

もうなんか、神。


神様。


1人オーケストラ
みたいな歌い方でしたね。


そう、レオちゃんや大知は
とってもカラフルで、独特なのね。

だから、やっぱり一人で目立つのが、似合う。
ステージの真ん中でオラオラしていてほしい。
(ごめん、レオちゃんのこと知らんけどw)


もうそれこそが「ギフト」なんだと思うんだけどね。


全てにおいて万能でなくてもいいんだと思うんです。

今回見ていて、だいちさん、
なんだかちょっと型にはまりすぎじゃない?
って思いました。


いいんだよ、君はもう
よくわからない曲で
「あ~~~~!!!」
って叫んでいれば。
(I'm on fire関係各位、ごめんなさい)



・・・・
ってそんなこと言いながら
「ひかりを聴け」は本当に好きな曲で。

これが聞きたいからわざわざ東京に行ったんだもん。

土曜日のお昼の回で
千住さんのピアノだけで早速泣いてしまったくらい、
好きな曲です。

とっても素敵な曲に
とっても素敵な詩があって
そこにとっておきの大好きな声が入るって
もうね。こんなうれしい事はないよね。


そして
ラストの公演のラストみんなで歌った「ひかりを聴け」
はもうほんっとうに極上キレイでした。

千住さんが考えたハーモニー、
その見事なハーモニーがホール中に響いて
音の洪水、そのまま天に召されるような(あかんやんw)
そんな音でした。

皆さん素敵すぎ。


千住さん、きっとレオちゃんの声、
大好きなんだろうな~って思いましたw



ベートーベンの悲愴、
碇泊?もね、
あれ、、恩田さんの付ける詩ってすごいよね。
なんでこんなにぐさっとくるんだろう。
言ってほしかったことを言ってくれる。
自分だけ、どうして、って思ってたこと
見透かされたみたいになった。


こういう演目に触れると、
やっぱり大知も考えたりするのかな。
立ち戻ったりするのかな。

まぁ、常に一貫してそうだから
そんなことはないかもだけど。

「歌いたかった それだけなんだ」

って思いだしました。
(17 ways)


好きなことやれてるかな。
好きじゃないことももちろん仕事だからしないといけないけど。

もっと機嫌悪くなってもよくってよ。
む~~~
って怒っていいんだよ。

若いんだからもちょっとハメ外してもいいんだよ。
まぁ家族に迷惑かけない程度のやつね。


なんかねー、、
心配、というよりは
最近落ち着きすぎていて
何歳やねんっって思ってしまうんですよね。。

まだ若いんだからー!!


若いからできることもたくさんやってね。
と、切に思います。



そうそう、フェスとか、
最近出んの??

わたしはまぁ行かんけど。


夏フェスでRise upとかやってよー。。
そういうのもやってよー。。
めっちゃ楽しいやつーーー。。。


って思います。
わたしは行かんけど。



あ、あと、ライブで
誰もがダンサー聞きたい。
めっちゃ。
じりじりべんべんもいいなぁ~
エロピから入るバージョンのやつ~。





まぁそんなこんなでね、笑
あんまし大知さんの感想、書けなかったね。
脱線しちゃったね。

わたしなんて
ただただ欲望ばっかだから
うっとり聞き惚れた後は
がんがん盛り上がっていきたいだけです。

ツアー、関東はチケとれんかったから
まだしばらくお預けやけど。

ま、しゃあないね。


ちょっとこのコンサートは
バライティ豊かすぎて
書ききれないことが多いですね。

また時間作れたら書くかもです。



出演された全ての皆さん、
演出、構成、スタッフ、関係者の方々、
本当に素敵なひと時でした。
ありがとうございました!

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